英語話せたらよかったわほんま
入社式のあとは同期の子とオタク、サブカルの聖地である中野ブロードウェイに行きました。
外装は4、5階建の古い商業施設という感じでした。1階はブティックが多く、サブカルチャー要素はなく最初は肩透かしを食らいました。
しかし、2階以降はやはり味のあるというかクセのある、オリジナリティー溢れる店が多々ありました。
アダルトコンテンツやそれに準拠するような製品も売っている店もあるためでしょうか。
人の目に多く触れる1階部分には置きたくなかった、もしくは置くことができなかったのでしょう。
アダルティなフィギュアの専門店やTENGAが陳列されまくっている謎の店舗があったり、
また音楽グッズ(ポスターやツアーグッズなど)やプラモデル、洋楽バンT、ブリキのみを取り扱っているお店など他ではない珍しい光景を見ることができました。
かなりディープな世界でした。
終わった後は近くのカプセルホテルで泊まるために新宿へ向かいました。
その前に暇な時間がかなりあったので、「ハドソン川の奇跡」を観に行きました。
映画の感想はまた後ほど適当に書きます。
映画を観終わった後は 腹ごしらえのために「すごい煮干ラーメン 凪」に行きました。
新宿ゴールデン街というメインストリートから一歩外れた場所にありました。
東京でもこんなところあるんだなあ。
雨の中殴る蹴るの暴行シーンが撮影されてそうな路地裏に並ばされました。
しかも前は恰幅のいい外国人でした。
しかし余りにも順番待ちの列が長く、話している内に意気投合しました。
3人は、アメリカ人、カナダ人、ニュージーランド人でした。
トロント在住の人は日本の料理をよく食べるそうです。
カナダにもラーメン店がいくつもあるそうですが、どれもまずいそうです。
そのため今から食べるラーメンは楽しみだと言っていました。
ちなみにアメリカやカナダにはつけ麺はないそうです。
彼らは1週間日本に滞在し、ついこの数時間前に日本に到着したとのこと。
翌日からは東京ツリーや浅草、築地市場に行き、その後は大阪、京都に行くと言っていました。
僕はオススメのラーメン店を聞かれたので、咄嗟に「ラーメン人生JET」と答えました。
他にも、魚介類がふんだんに使用された「三く」、関西こってり界のレジェンド「無鉄砲」、濃厚な味噌スープが特徴の「人類みな麺類」、塩ラーメンの王様「塩元帥」などが脳裏によぎりましたが本当に正しい選択だったのでしょうか。
今頃気に入ってくれていると良いのですが…。
アメリカ人のリックは日本のアニメが好きだと話していました。
「ONE PIECE」「HUTER×HUTER」、そしてまさかの「シュタインズゲート」もお気に入りだそうです。
僕はオススメを聞かれたので、「東京喰種」を推薦しておきました。
「Oh!!! I know it!」と言っていました。
そんなこんなで30分待たされてようやく店内に入ることができました。
すごい煮干ラーメンと声高らかに宣言してるだけあって想像以上に煮干味でした。
クセの強いラーメンでしたが、3人とも気に入ってくれたようで完飲していました。
しかもなんとリックがビール🍺を奢ってくれました。ありがとう。
「You use chopsticks well.」と僕が言うと、「Foooo‼︎‼︎‼︎‼︎」と言っていました。
そして、その後は流れでまさかまさかの飲みに行きました。いわゆる、ハブみたいなバーでした。僕は山崎の12年を頼みました。
ただ、ウィスキー1杯しか飲んでいないのに2300円も払いました。
結局、彼らとFacebookの連絡先まで交換しました。面白かったです。
人生で初めて英語が上手くなりたいと思いました。
やはりラーメンは世界中の人を繋げるパワーフードですね。
そんなことを考えながら狭いカプセルホテルで床に着きました。
つづく。