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気ままに生きます

人生いろいろ

クリープハイプ

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昔、スペースシャワーTVっていう音楽専門チャンネルでクリープハイプの「オレンジ」というMVをたまたま見たんですね。その時が初めてクリープハイプを知った瞬間でした。ハエが耳元を掠める時の音ってホントに不快なんですが、クリープハイプの最初のイメージってまさにそんな感じでした。

ただあの独特の声が頭に残って、次の週にはもうCDレンタルしていました。結局、オレンジが収録されている「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」というアルバムはこの4年間で1番聴いたアルバムの1つになりました。早い話、あのアルバムにはハズレ曲がありません。「火まつり」はそこまで聞かないんですが、それ以外は本当に毎日狂ったように聴いていましたし、今も定期的に聴いています。愛の標識のキャッチーなリフ、イノチミジカシコイセヨオトメからの手と手の流れ、身も蓋もない水槽での尾崎世界観の内情を爆発させたよう歌い方とか。

最近のバンドって何か性的な言葉を歌詞の中に入れることが一種のトレンドと化していて、個人的には本当につまんねって思うんです。そういうのは、比喩的に歌ってこそナンボじゃないのかなと。9mm Parebellum Bulletの「命ノゼンマイ」とか。まあ、そんなことを言ってしまえば、QUEENとかはじめ洋楽なんて大体酷い歌詞なんですが、そっちは英語であんまり意味が分かんないので別にいいんです。笑 何にしろ、そういう直接的なワードが出てくると歌詞としての世界観がチープなものになってしまいかねないように感じるのです。つぶやくとか既読も歌詞の中に出てくる言葉としてはあんまり好きじゃないですね。でも、クリープハイプってそういう歌詞を売りにしてるっていうか、あんまり他のバンドが歌わないような題材を歌っているので、芯が通っている感じがして僕は好きです。

そんな僕がクリープハイプの中で好きな歌をいくつか紹介します。




1.リグレット
まずは、ファーストフルバム「踊り場から愛をこめて」に収録されている「リグレット」という曲です。YouTubeには、PVやライブ映像らしきものはなかったので残念です。最初のマイナーコード調から奏でられる切なげなメロディーが特に良いです。こういう正統派失恋ソングがいいんですよねー。



2.週刊誌
次は、社会の窓のカップリングの「週刊誌」という曲です。この曲は、社会の窓と同様攻撃的な歌詞とスピード感あるメロディーでファンの間でも人気のある曲の1つではないでしょうか。

下北の大学生 声かけて来て第一声
握手してください 本当に大好きなんです
いつも救われてます 僕もすぐに追いつきます
CDは持ってないけど YouTubeで毎日見てます

って歌詞が自分は特に好きです。もうこれは明らかに皮肉ですよね。いつも救われてるくらい尊敬しているのにCDは買わないっていう。そういえば、動画を紹介するためにYouTubeで検索したのですが、クリープハイプって広報用のシングル以外の曲やライブ映像を全くと言っていいほどUPしていないんですよね。この曲の面白い所はこれがカップリング曲でしかもYouTubeなどの動画サイトには上がらない、そしてアルバムにも収録されない場所で歌っている所なんです。結局は上辺だけしか知らない皮肉を言われる側の人間にはこういった歌が何一つ届かず、ちゃんと向き合ってくれているファンにはしっかりと届いている点が非常に面白いと思います。とりあえずみなさん、TSUTAYAで借りましょう。



3.百八円の恋


跳ねるようなドラムと歌うようなギターが大好きです。同じ言葉を何度も繰り返す中毒的な歌詞が特徴の曲です。KANA-BOONみたいなキャッチコピー。痛い?居たい?「百円の恋」という映画の主題歌らしいんですが、なぜ百八円の恋なのかは映画を見てないので知りません。



他には、ベースの長谷川カオナシさんが歌う「グレーマンのせいにする」とか「かえるの唄」もいい曲です。正直、尾崎世界観より歌上手いと思います。あとは、最高に疾走感溢れる「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」とか色々最高な曲が多いです。あの嫌いのうた、ウワノソラ、左耳、ABCDC、社会の窓と同じ構成…など。



やっぱり唯一無二な高音ボイスと赤裸々な歌詞、聞くものの耳を掴むメロディーに加えて、全体的に斜に構えてる尾崎世界観のスタンスが好きです。世界観がいいねという褒め言葉を素直に受け取らず、適当によく分からないものを世界観って呼ぶ風潮に疑問を呈する形で逆に自分の名前にするっていう所とか、せっかくメジャーデビューしたのに、曲の中で「オリコン初登場7位 その瞬間あのバンドは終わった」と自らのバンドを卑下する人達に向けた歌を歌ったりする所です。っててかさっき世界観って使ってしまいました。申し訳ありません。


あーやること放棄して長々とこんな文章書いてしまった。