気ままに生きます

人生いろいろ

2016年私的映画ランキング

昨年はいい映画が多かったですね。とは言っても映画館で見たのは15回ほど、DVDで見た昨年公開の映画は5、6本ですがその中でも良かった映画を今日は発表させていただきます。

 

 

10位 ルーム

父親の手によって納屋に隔離された母子の物語。以前感想を書きました。まあー子役の演技がうまい。

 

9位 オデッセイ

論理無双で科学的に火星で生き残る方法を導き出しているところが面白い。何をしているのかよく分からないけれどすごいというヒカルの碁現象と同じ。

 

8位 君の名は。

老若男女に大人気の映画ですが実はストーリーが複雑。ツッコミどころはありますが、細かいところは気にせず背景の繊細さとRADWIMPSの音楽を楽しみましょう。

 

7位 ハドソン川の奇跡

ハドソン川に不時着し多数の人命を救った実話を基にしたノンフィクション。その輝かしい功績の裏で機長は審議会に不時着する必要があったのか嫌疑をかけられていた。

プロであることの自覚と誇りを持っていれば自分が起こしたすべての行動に責任を持つことができる。自分もこれからの人生で胸を張ってこれだと言えるものを手に入れていきたいです。

 

6 レヴェナント

レオ様かっこいい。ほとんどが雪山のシーンですが映像が非常に美しい。絶体絶命の死線を何度も超える主人公。復讐は時として個を動かす最大の原動力となりうる。とてつもなく濃度の濃い作品。

 

5 ドントブリーズ

盲目で1人暮らしの老人の家に泥棒3人組が侵入するも実はその老人は退役軍人で返り討ちに合い逆に命の危機に瀕する、という話。公開されている劇場は少ないですが、まだやってますよ。是非映画館で見て欲しい迫力満点の作品です。目の前にいるのに見えていない、見つけられていない状況を逆手に取った怖さ。

 

4 シビルウォー

まさにマーベルオールスターズ。劇場で見た頃は完全に理解できていませんでしたが、過去の作品を見てから改めてもう一度見ると気づく面白さ。僕はトニースターク社長が好きです。ドクターストレンジ楽しみです。

 

3 ズートピア

 

ズートピアでは草食動物も肉食動物も暮らしています。まさに人種のるつぼ。ディズニー映画は毛ほどもみませんがメッセージ性の強い作品だなと感じました。次のシリーズで今作を超えられるのかが気になります。

 

2 この世界の片隅に

戦争映画ではなく、あくまでも戦時中に生きた人を描いた映画。「また空襲かー」というセリフから何とも言えないリアリティと無情さを感じました。主人公のすずさんを演じるのんの訛り口調がまたいいですね。

 

1 怒り

冒頭から観客を釘付けにする怒りの血文字。そこから展開される3つのストーリー。怒りとは何か。相手に対する怒り、自分に対する怒り。仰々しく慟哭する映画は好きではありませんでしたが、この「怒り」はそれを裏付けるだけの理由があります。今年唯一複数回劇場で見た作品です。

 

 

以上です。

先日見たヒトラーの忘れものも2016年公開ですが、年が明けてから見たのでなんとなく外しました。

今年は80本くらい見たいですね。時間があれば。

 

ちなみにフィルマークスというアプリも使ってるんで良かったらフォローしてください!

 

 

映画 「ヒトラーの忘れもの」 感想

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今年初映画館は「ヒトラーの忘れもの」。

終戦後、デンマークの西海岸沿いにナチスドイツによって埋められた数多の地雷。その数約200万個。その膨大なる地雷の撤去作業に当たったのはなんとドイツ残党の少年兵でした。

地雷について右も左も分からない少年達は一からデンマーク軍の軍曹から除去方法を教わります。慣れない手つきでカタカタと手を震わせながらおそるおそる信管を抜くシーンは手に汗を握ります。ひとたび失敗すると命を落としかねない状況。その緊張感がスクリーン越しにひしひしと伝わって来ます。

まるで真っ白なキャンバスに青い絵の具で描いたような透き通る青空と、キラキラと光り輝く砂浜の下、匍匐前進をしながら等間隔に丁寧に1つずつ短い鉄棒を刺して地雷を慎重に探していく光景は衝撃的でした。

犠牲者が増えるごとに増していく死の恐怖、任務を完遂したとしても本当に国に帰ることが叶うのかいう不安がこちら側にダイレクトに伝わってきて目の離せるシーンは1つもありませんでした。

また、ドイツに強い憎しみを持ち初めは強く当たっていた軍曹も、同じ月日を共に過ごすことで仲間意識が徐々に芽生えつつありましたが、それは同時に薄氷の上を渡るようなふとしたことで壊れる脆い関係でもありました。少年兵達とどう向き合えば良いのか葛藤を重ねる軍曹にもこの映画の見所はありました。

英題は「LAND OF MINE」ですがこれが本当にいいタイトルなんです。MINEが「地雷」と「私の=ドイツの」という2つの意味にかかっており、かつてデンマークを支配していたドイツ自身の手によって、敵国の上陸を防ぐために埋められた地雷が敗戦後には牙を向いて自分たちの首を絞める兵器に結果としてなってしまったという歴史的背景をこのタイトルだけで表している点には思わず唸ってしまいます。

この「ヒトラーの忘れもの」はどこか「この世界の片隅に」に通ずるものがあると個人的に思います。すずさんが嫁ぎ先で過ごした日々の暮らしと束の間の余暇で無邪気に戯れる少年兵の姿は同じ戦争映画内における緩急という点では共通しています。辛いことだけではない、しかし常に死と隣り合わせの状況に瀕しているというリアルな描写が見る者を惹きつける要因だと思います。

上映されている映画館が少ないのは残念ですが、オススメの映画です。

 

 

 

ちなみにこれが200投稿目です。

ここまで続くとは思いませんでした。ブログって楽しいね。

年末年始…!圧倒的満喫…!

①12月28日

RADIO CRAZYに行って来ました。

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ベボベ→オカモトズ→Gotch&The good new times→Suchmos→フジファブリッククリープハイプストレイテナーNico Touches the Walls→サカナクション

の順で見ました。

サチモスはやっぱいいですね。

サカナクションが1番楽しかった。人間の記憶の半分は20歳までのものらしいというためになるMC。

ゴッチのソロなかなかいい。

こんだけ見たのに帰り道の半分はポルカドットスティングレイの話をしていました。

 

②12月29日

働いてました。

キングダムを30巻まで読みました。

 

③12月30日

夕方まで働いてました。

夜は先輩宅で飲み会。

お世話になっている先輩にいいお酒をプレゼントできてよかったです。

飲み会の準備が出来なかったこと、まさかの12時台で寝てしまったことが心残り。

ほとんど初めて話した後輩と仲良くなれてよかったです。

 

④12月31日

11時ごろに急いで先輩宅を出て高校の友達と飲みました。なんばにあるクラフトビールのお店。

夕方のラストオーダーまで飲んでしまいました。昔話に花を咲かせ解散後一旦シャワーを浴びるために帰宅。そこからまた今度は別の先輩の家で宅飲みをするために向かいました。今度は顔も知らない人と飲みました。誘う人も来る人もそこで仲良くできた自分たちも全員ヤバかったです。なんとかなるもんですね。面白い人でした。終盤は酔って醜態を晒してしまいました。並行してガキ使も見てましたが今年は良かったです。

 

④1月1日

5時まで飲んで9時前に起きて労働するために先輩宅から出発。先輩のお母さんともお話しさせていただきました。瓜二つでした。気さくで優しそうなお母さんでした。みんなと初詣に行けなかったのが残念でした。

 

⑤1月2日

体に酒を残しながらも朝5時に起きて出雲大社へ行きました。事の発端は31日に高校の友達に出雲へ行こうと誘われたのが始まり。片道5時間の遠路でしたが楽しかったです。八百万の神々が集う出雲大社。僕の思いを神様へアウトソーシング。ミッションコンプリートです。

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鬼とチェキ

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千尋撮り

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碧玉 タイキック

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自撮り唐揚げ

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水鳥

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③1月3日

昼に起きて住吉大社へ。大人買いでくじ引きを引きまくる友人。

今年の運勢

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原宿系チョコバナナ

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解散した後は1人で映画館へ。

ヒトラーの忘れものを観に行きました。

感想は後日描きたいと思います。

 

ということで年末年始満喫できました。

出雲大社でも住吉大社でも願い事は「人に恵まれますように」と祈らせていただきました。

昨年もありがたいことにたくさんの人と仲良くすることができましたので、旧知の仲の人とは今後とも変わらない関係を、まだ見ぬ初めてお会いする人とは良好な関係を築いていきたいものです。

つぶやき的な

①音楽は好きだけど

無音のほうがいい場合も時としてあるのです。

本屋とか特にそうですね。本選びに没入できます。

今日は久しぶりに本を買いました。森博嗣のエッセイです。ものの考え方や時間の過ごし方って人それぞれで面白いなと最近思っていたので初めてエッセイなるものを手にとってしまいました。中高生の頃よく読んでいた森博嗣。物書きの人が普段何を考えているのかが知れるってとても面白いと思います。これを機にもう一度読書習慣をつけたいところです。

 

②お掃除のおばさん

その本屋でお掃除のおばさんにあけましておめでとうございますと言われました。当然全然知らない人でしたが、心が穏やかな気持ちになりました。挨拶は大切。ありがとうと言われて嫌な気がする人は1人もいないですしね。

 

③カード類

断れない性格なのでついついポイントカードなどそういった類のカードを作ってしまいます。この前はトーホーシネマのカードを間違えてステーションシネマでドヤ顔で出してしまい非常に恥をかきました。今日もセブイレでTカードを出してしまいました。カードの断捨離をして太りきったパンパンの財布をスリムにしたいです。

 

④おみくじ

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住吉大社に詣でました。おみくじの結果は以上の通りです。欲深い人間というのは確かなのかもしれません。昨年は自分を卑下しすぎて結果自分の殻にこもることが多かったので、今年はポジティブに前向きに生きたいと思います。

2017って素数だしすごく微妙な数字だよね

新年あけましておめでとうございますという言い方は間違ってるって宇賀なつみアナが前言ってた

梅雨が明ける

夜が明ける

などというように物事の終わりを表す明けるという言葉に新年を付け加えるとあたかも新年が終わったかのような物言いになるので違うらしいよ

あけましておめでとうございます

新年おめでとうございます

のどちらかでいいらしいよ

この知識を最近まで知らなかったにも関わらずツイッターで新年あけましておめでとうございますと検索して間違えている公式アカウントを見つけてはほくそ笑んでるような自分に輝かしい未来なんて1ミリもないでしょうね

今年もよろしくお願いします

自分の良くないところ

・遅刻が多い

・斜に構えてる

・斜に構えてること自体が特に問題のないことだと思っちゃっている

・すぐにお金で換算する

・自分の過去を棚に上げて子供は面倒くさいとかいう

・中身がない

・会話展開能力がゼロ

・相槌が生返事過ぎて他人を不愉快にさせるレベル

・口調に抑揚がないためつまらない人間だと思われている

・LINEが来ているのを知りながら返信しない

・そのくせ未読無視や既読無視する人に対して不平不満を言う

・全体LINEで全くと言っていいほど返信しない

・いつまでも夜更かしをする

・1人が好きと言いながらも他人とも遊びたいとか実は思っている

・自分から行動を起こさない

・友達が少ない

・何事も面倒くさがる

・物事をメリットデメリットで考える

・期限直前まで何もしない

・行き当たりばったりの行動でそれが直感やひらめきと言って自己正当化する

・言い訳が多い

・とりあえず謝ればいいと思っている

・お前謝れば済むと思ってるやろと同級生から言われるほどには見透かされている

・決めたことをすぐに変更する

・あるコミニュティではかなりの病弱キャラを装っている

・料理ができない

・特技もない

・趣味は広く齧っているつもりでもその実は薄っぺらい

・口が悪い

・思ったことをすぐに口走る

・慣れていない人の前では異様に気を使うか無口になるかのどちらかで特に自分から仲良くできない

・脂ぎっている

・髪の毛が細いため将来禿げる

・筋肉もないし太っている

・筋トレが続かない

・失敗しかしていない人生から学んだ教訓を生かせていない

・「また今度会おう」と言いながら会わない

・嘘をつく

・用事もないのに予定があると嘘をつく

・話を合わせるために知らないものも知っていると嘘をついたことがある

・彼女がいると嘘をついたことがある

・部屋が汚い

・紙類衣類が部屋の中に落ちている

・言い訳のエピソード作りに心血を注ぐ

・耳が悪い

・滑舌が悪い

・テンションが上がると気持ちが悪い

・他人に対する気遣いができない

・気の利いた言葉を言えない

・すぐに人に舐められる

・基本的に性格が幼い

アイデンティティがない

・生まれない

・らららら

 

映画 「ドントブリーズ」 感想

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今日は「ドントブリーズ」を観てきました。

製作はあの「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミ

 

あらすじとしては、泥棒3人衆が盲目の退役軍人の家に侵入するも返り討ちあい逆に命の危機に瀕し、なんとか脱出を試みるというパニックホラーです。

 

その退役軍人を演じるのはスティーブン・ラング。彼は実は「アバター」で不死身の大佐役を務めてもおりその猟奇的な人物を表すのにはピッタリの配役でした。

 

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ストーリー自体は閉ざされた家から脱出するという非常にシンプルな構造ですが、これがまたいいんです。眼こそは見えないまでも研ぎ澄まされた感覚と圧倒的な格闘力で3人を追い詰めるお爺さんと俊敏で凶暴な犬によって、音を少しでも立てれば即時抹殺されるという手に汗握る展開が続きます。

またお爺さんは自分の家であるため内部構造は全て手に取るように理解できている反面、3人は初めての家でどこに何があるかも分からない状況。当然、出口や通り道を狙ってきます。また、何度かここで殺されるという場面では、一旦安堵させておいて逆にその後油断したところで攻撃されるという手法であるため、こちらも緊張の糸を張り詰めたまま観賞できます。

映画を観に行ったその日は客席は満員でしたが、無音のシーンでは誰一人として音を立てることなく、緊迫した雰囲気が場内にも広がっていました。

○液スポイトシーンはもはや男の自分でさえも叫びそうになりました。

冒頭の上空からの俯瞰シーンが物語中盤と直接結びついている場面や、ラストにも何か含みを持たせるような場面もあり最初から最後まで目の離せない展開が続きました。

 

ただ、何点か引っかかる点があるとすれば、本来こういったホラーは逃げ惑う側に少なからず共感できるのですが、今回の場合は事情が事情ということもあり、泥棒である3人が間違いなくお爺さんより悪いので、どちらに気持ちを寄り添えばいいのかが分からず複雑でした。しかし、それを抜きにしても途中からは目の前の恐怖からどう逃げるのかということに引きつけられてそれまでの設定を忘れさせてくれる程の内容でした。

 

あの水を打ったような雰囲気や不安を助長させる効果音は劇場でしか味わえないので是非ご覧ください。