気ままに生きます

人生いろいろ

映画 「永い言い訳」 感想

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奥さんが事故で亡くなった時に別の女と不倫していたり、子供の前で子供は邪魔な存在だとざっくばらんに話したり、ドキュメンタリーの撮影中に突然キレたり何かとクズ人間のくせにしんぺいくんに綺麗事を言ってみせる幸夫くんがなぜか憎めない。

衣笠祥雄と同じ名前で若い頃は鉄人衣笠といつも比較されていたと吐き捨てるように冒頭で話していた幸夫だが、妻が亡くなった直後にも関わらずネットで自分の評判や賞賛の具合を検索するシーンからも自尊心の高さが見受けられる。

 

幸夫が執筆した「永い言い訳」には何が記されていたのだろうか。
不倫をしている間に妻を事故で亡くした幸夫は、しんぺいとあかりの面倒を見ることでその罪滅ぼしをしようとしていたのかもしれない。それが幸夫にとっての永い言い訳なのかもしれない。もう二度と妻から言い返されることのない、一方的な自分に言い聞かすためだけの言い分という意味でも長いではなく、永いなのであろう。

 

是枝裕和イズムを感じる、行間を読むことの面白さを感じさせてくれる作品。

質問のやつです

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>バズマザーズ×山田亮一羨まし過ぎます

最高でした。

たぶん40曲くらいやって、19時開始でほぼ23時くらいまでやってました。

山田亮一は全部ハヌマーンの曲の弾き語りで、Nice to meet youから始まるという粋な計らいからのみんな好きなあの曲を10曲くらいやってしました。バズマザーズはダブルアンコールで新旧の曲やってましたよ。

 

>最近の楽しみはなんですか

映画観賞ですね!今年は今のところ32回くらい行きました。

あとは外食です。カレーとラーメンを食いまくっております。東京のカレーも中々美味いです。

最近は私生活に刺激が足りなかったので競馬も始めました。3週前から始めて今のところ1万以上使って500円くらいしか返ってきてませんがもうちょい続けます。

平日は海外ドラマですね。ストレンジャーシングスとウォーキングデッドが面白いです。

 

>まあまあのペースでブログ書いてますね

訳わからん自分語りを曝け出してしまい申し訳ございません。見てる人いたのですね…。ありがとうございます。笑

僕とチャットモンチー

チャットモンチーが来年をもって解散してしまうようです。思えば初めて聴いたガールズバンドがチャットモンチーだったなあ。

 

 

最初に聴いたのは1番有名な「風吹けば恋」でした。SEA BREEZEかなんかのCMで当時は良く流れていました。唯一知っている曲だったので、そのまま「告白」をレンタルしました。

告白は邦ロック史に残る名盤ですよね。

「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」「染まるよ」「Last Love Letter」といったチャットモンチー定番の名曲から、「長い目で見て」「ハイビスカスは冬に咲く」のようなスルメ曲、エモーショナルかつノスタルジックな「余談」、最強バラード「CAT WALK」など50年後も聴いていそうな曲ばかり収録されています。

 

ということでここからは後世に残すべきチャットモンチーの名曲を勝手に紹介していきます。

 

1.女子たちに明日はない

初っ端から3人のユニゾンで始まるところが最高ですね。Aメロも良いです。能年玲奈も好きみたいです。

 

2.バスロマンス

同じようなリフを永遠と繰り返しているのですぐに耳に馴染み、聴いていくうちにだんだんノれてくる感覚が好きです。サビもかわいいです。ちなみに女子たちに明日はないのカップリングという。

 

 

3.8cmのピンヒール

リンクなかったです。サビに向かって音が上がっていって途中でファルセットに切り替わり、サビ終わりで伸びやかになるテンションMAXになるまさに王道の曲です。

 

4.ここだけの話

 

このヌケ感が独特でクセになってしまいますね。音が少ないのに全く気にならない、チャットモンチーだから出せる色ですね。

 

5.majority blues

音楽プロデューサーの蔦屋好位置さんもベタ褒めだったような気がしますが、サビで更に1音上がるところがえっちゃんの凄さであり、この曲のすばらしさですね。メロディに歌詞を詰め込むのも今までのチャットモンチーには無い新しい領域でこれを初めて聴いた時はまだまだ進化しているバンドなんだなあと思いました。

 

6.コンビニエンスハネムーン

ちょうど心地よいBPMクラップハンズで合わせてきてくれているので聴いてる側も楽しくなってくるそんな曲です。歌詞の語呂も良くて口ずさみたくなります。

 

7.世界が終わる夜に

世の中に対する不条理さやそこから生じる虚無感を歌にしていますが、歌詞にメロディがとてつもなく合っています。サビのコーラスが良いです。

 

8.橙

チャットモンチーは静から動に替わる曲が多くてその展開が本当に上手いんですよね。たぶんそれはえっちゃんの歌唱力と表現力が大きな理由の1つなんだと思います。

 

9.真夜中遊園地

無駄なところが一切ない洗練されたチャットモンチー史上最も疾走感のある、いわゆるロックな曲なのではないでしょうか。サビ前のグリッサンドとかベースラインもいいですね。

 

 

ラストライブはクミコがアンコールで出てきてこの曲で3人で終わるのが理想です。

1番印象的なMV。2050年にもう一回ライブ観に行きます。

恵まれている

大学の友達は先輩、同期、後輩に関わらずみんな良い人だし、何にしろ心の周波数とか、行動の嗜好とか、大体酒が好きとか一緒に居て気持ちの良い人たちばかりなので本当に楽しい。

みんなと一生こうして遊べると良いですね。

そしてそんな友達に巡り会えたことが何しろ幸運なことだと思います。

おー

Netflixオリジナルのストレンジャーズめっちゃ面白いんで是非見てください。

野球を観て、映画を映画館やらDVDやら動画サービスやらで観て、マンガを読んで、SNSで日々の愚痴を吐露するっていうのを30年後でもやってそうですね。暇です。無気力です。

明日も仕事頑張ります。

生き甲斐

同年代の人間と比べて全てのスペックで劣っていますし、性格もゴミクズなので幸せになれそうもないですし、収入も今後上がる見込みがないので最近生きてて意味があるのか?と思っている次第です。まだ20代なのでいいですが、その若ささえ無くなってしまったらその先はどうしたらいいんでしょうね。絶望しかないですね。明日から3連休なので映画とウォーキングデッド見て一時的にあらゆることを忘れ、不味い飯を美味くもない酒で流し込んでいきたいと思います。

映画 「パーフェクト・レボリューション」感想

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この映画のメッセージを全て受け入れることは自分にとって少し難しいというか辛かった。

僕の妹は重度の身体障害を抱えており、言葉を話すことも自由に身体を動かすこともできない。
そしてそういった事実を人前で積極的に話すどころか家族構成を聞かれても曖昧に交わしていた。

それは何故かというと、世間一般の障害者に対して思うところがクマピーの親戚がぶち撒けたあの容赦のない言葉に全て集約されているからである。
もちろんあんな侮蔑的な言葉を人前、ましてや障害者の前で言うことはないが、心の底では多かれ少なかれ障害者に対して皆偏見やそして気遣いという名の差別を持っている。
そして、それは身体障害者の妹がいる自分にも当てはまる。

この映画は障害者にも性欲があるんだという所を入口として、本質的な部分では障害者自身が抱える心の葛藤や障害者に対して周囲の人達は何を思っているかというパーソナリティーな面を描いている。
だからこそクラブでクマピーが電動車椅子で若者集団と踊るシーンであったり、ミツに妻を殺されかけた恵理の夫がクマピーとミツの接触を幇助するようなシーンは嘘くさく見えてしまった。
というかそもそも障害者がクラブに来てああいう感じになるのだろうか、とは思った。所々にチープでそんなバカな、という場面が散りばめられているが、ただ逆にそれが奏功しているのかもしれない。
自分はこの映画を観て逆に障害者の人が何を思うか気になる。
障害というテーマに深く切り込んだ映画ではあるが結末はあやふやで後はご想像にお任せという展開。でも概ね好きですよ。お涙頂戴映画でもないですしね。

 

結局はクマピーの人柄で成り立っている関係性なんだと思ったし、彼は本当に強い人だと感じた。そしてこのような役はリリーフランキーにしかできないと思う。

 

 

清野菜名超かわいいです。笑顔がかわいいです。