10/22 古舘佑太郎 弾き語るボン SOLE CAFE
今日は遥々京都までライブを見に行きました。
僕の大好きなバンド、The SALOVERSの元ボーカルの古舘佑太郎の弾き語りソロライブです。
阪急電車で西院駅まで行き、同駅で下車した後、市バスに乗りました。
いやーバスって難しいですね。
まず乗り場がどこにあるのかが全くわからないし、来る時間もあやふやだし。
挙げ句の果てには、降りるときに両替をしていたらおっさんに「最初からやっとけや!」と恫喝されました。
行く前に時間があったので、金閣寺でも見ようかと思いましたが、17時までだったみたいで見れませんでした。
そんなこんなでせっかく京都に来たのに何もすることなしにそのままライブ会場へ。
会場はSOLE CAFEというライブもできる喫茶店?のような場所でした。
お客さんは50名ほどでパンパンになるまで入っていました。
舞台などもなくかなり近距離で聞けそうだと思いました。
古舘佑太郎のライブを見るのは昨年のThe SALOVERSの活動休止ツアー以来でした。
僕自身弾き語りライブを見るのは生まれて初めてで、しかもこういったカフェのような場所で聴く経験もなかったので非常に楽しみにしていました。
ライブは18:00ちょうどにスタートしました。
ここの会場はカフェなので当然、緞帳などもなく奥の扉から出て来るといったスタイルでした。
1曲目はタンデロン。
昨年The SALOVERSの活動を休止し、その数ヶ月後にリリースされたソロアルバムのリードトラックです。
弾き語りライブならではの客席との近さ、久しぶりに聴ける古舘くんのあの独特な味のある歌い方に陶酔してしまいました。
その後は続けて熱帯夜のコトを披露し、3曲目が終わりそのままMC。
弾き語るボンというソロツアータイトルの由来は、人生であだ名て呼ばれたことが一度もなかったという古舘くんが先日、初めてもらったあだ名がボンだったらしくそれをつけたとのこと。
しかし、これが恐ろしいほど浸透していないらしくもう来年には使ってないかもしれないらしいです。笑
そして、4曲目は新曲のモルツの泡という曲。
たぶん弾き語り映えしない曲だけど、なぜかやってみたくなったのでやってみたそうな。
その次は、SALOVERS時代の楽曲の一つである、雨降りのベイサイド。
語尾で敢えて垂れるように歌う歌い方好きだなー。
それから新アルバムの楽曲や、これまたSALOVERS時代の代表曲の一つであるサリンジャー、活動休止前から実はYouTubeにあがっていたSixteen years old, seven years agoなどを披露。
特にSixteen years old, seven years agoは本当にいい歌なので聴いてほしいですねー。
本編が終了すると、切なげなメロディとSALOVERSの楽曲を彷彿とさせる青春にフォーカスした歌詞が特徴の大人になってしまうのさ、SALOVERSのラストアルバムのリードトラックであるDisaster of youthを演奏し終幕。
友情の全てを 代償にしてまで目指す
夢に疲れただけさ
少年は大志を抱きすぎて死んだ
そして生まれ変わるのさ
という学生時代の同級生で結成されたThe SALOVERSの、
幼馴染の関係のままでバンドを終わりたいという
ラストアルバムを飾るにふさわしい情念のこもった歌詞を今一度このライブで直接聴けて改めていい曲だなと思いました。
今度は冬にバンドツアーもあるらしく楽しみです。