青春18きっぷの旅
いきものがかりのメジャーデビュー10周年を記念した、彼らの地元である神奈川県の海老名で行われる、明日日曜日のライブに行くために前乗りで今日は青春18きっぷを使って関東へ向かいました。
本当は6:30に電車に乗るつもりだったのですが、なんやかんやで8:45頃に駅着になってしまいました。
青春18きっぷとは、ある期間限定でJRすべての路線に1日乗りたい放題できる5枚綴り一万二千円ほどで売られているチケットのことです。年齢制限はなく誰でも利用することができます。
残り1回分を地元のチケットショップで買いました。期限が近づいていたくせに2900円もしました。
と言いますと、この青春18きっぷ、期限がなんと今日の9月10日までなんです。
そういうことでなんともいい時期にライブがあって良かったです。
まずはJRの最寄駅である森ノ宮から大阪へ向かい、そこから京都線に乗り換えて米原まで。ここまで3時間ほどかかります。
鈍行列車に揺られながら読む筒井康隆と宮沢賢治。中々贅沢な時間です。
米原で降りたあとは大垣を経て、一旦名古屋で下車。
名古屋名物で腹を満たすためです。
名古屋といえば、手羽先、ひつまぶし、きしめんなどがありますが、ここはやっぱり「矢場とん」の味噌カツが食べたい。ということで、名古屋駅付近の近鉄にある矢場とんへ。
しかし、なんとまさかの長蛇の列。フロアからはみ出して、行列が階段まで続くという盛況ぶり。
ここで時間を食いすぎるのはもったいないので、あきらめて同デパートにある名古屋名物、小倉トーストを食べに「キハチカフェ」へ。
レモンティーとこの小さい4きれのトーストで約1200円…ということは置いといて味は最高でした！
小倉トーストとは、厚めにスライスしたトーストの上にバターを塗りたくり、その上から小倉餡をたっぷり乗せ、場合によっては抹茶の粉なんかを振りかけたような類のものです。
正直、個人的にはトーストごときが名物だなんて何を考えているんや。と思っていた時期もありました。しかし、これは違う！
小倉餡の上品な甘さと抹茶粉のサッパリとした味が絶妙。もう少しトーストがサクサクの方が良かったな…というくらいです！
てかこの店の食べログのレビューを見てみたら、この小倉トーストはなんとバターではなくマスカルポーネチーズだったそうです！知らん！
その後は名古屋→豊橋→浜松→熱海を経由して、一旦横浜へ。
分かっていたことですが、ここの道のりが本当に長すぎました。
静岡よ、横に伸びすぎやねん。浜松→熱海だけで3時間ほどかかるってなんやねん。地味に名古屋→豊橋も1時間くらいかかりましたし。
名古屋からはエスカレーターが左詰めになっていてキョドりました。
横浜では、今やラーメンの１つのジャンルとして確立された家系ラーメンのその本元であり生みの親である「吉村家」に行ってきました。
クッソ長蛇の列です。関東人は並ぶのが好きなのでしょうか。ざっと70人は並んでいたように記憶しています。入店するのに1時間弱かかりました。
店内はほとんどがカウンター席で、30席ほどありました。店員さんは5名ほどでした。統率された手早い動きで最大限の効率で客を中に誘導していました。
メニューは事前に券売機で購入するスタイルでした。ラーメンが680円という驚きの安さ。
普通こういう店では、料金が高く設定されていますが、吉村は良心的な価格でした。
長時間並ぶということもあり、せっかくなので海苔をダブルにして煮卵をトッピングしました。それでも800円ですから普通の店の一杯と遜色ない値段です。
そもそも、家系ラーメンとは何か。
と言いますと、
家系ラーメン（いえけいラーメン）は、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメンおよびそのラーメン店群である。ラーメン店「吉村家」を源流とする。横浜ラーメンと呼称されることも多いが、より以前から存在する横浜市中区ルーツのラーメンとは異なる。
です。
大阪にある似非家系ラーメンには出せない濃厚な味わいでした。これ家の近くにあったらやばかった。
今日はほとんどを移動に費やしました。
蒸し暑くていびきがうるさくてしかもいつもより狭くて足の延ばせないネカフェで今日は3時間だけ寝ます。。
