気ままに生きます

人生いろいろ

シンゴジラ、君の名は。

①シンゴジラ

ゴジラなんてゴジラハム太郎が同時ドッキング上映してた時の作品しか見た記憶がなかったのですが、今回は流行りに乗っかって見に行ってきました。ゴジラのイメージといえば、ゴジラが街を破壊してそれを人間が救うみたいな感じで、戦闘シーンメインだとてっきり思っていましたが、シンゴジラは全然そんなことはありませんでした。どちらかというと政治メインで、シンゴジラとの戦闘に至るまでの政治的判断や討伐作戦の立案に重きを置いていました。

実際にゴジラがこの世界に現れた時の対策方法としてありそうな気がしてリアルでした。

数秒しか映らないシーンに斎藤工前田敦子が出ていて驚きました。僕はあんまりわからないのですが、庵野監督&ゴジラファンにはたまらない小粋な演出もあったようです。

 

 

君の名は。

新海誠の最新作で現在すでに興行収入70億を突破している、大ヒットアニメ映画も見に行きました。そもそもこれまでの作品では興行収入が10億も超えることがなかったので、ここまでのヒットは驚きでした。しかし、キャストに神木隆之介長澤まさみを起用したり、 映画の音楽をRADWIMPSに全任したりと今回は売れに来たなと思いました。肝心の作品内容も今までの新海作品と大きく異なりました。僕の中では、背景がとても繊細で細かくて鮮やかな映画を作るというイメージでしたが、今回は人物メインでしっかりと描かれていました。それでもお馴染みの星降る夜空、どんよりとした雲、滴り落ちる雨は描かれていました。何気ない風景や身の回りにあるものを徐々にピントを外していくあれもあって思わず、あっ知ってるやつだと唸ってしまいました。

以前の作品では、なよなよとした自分の気持ちを伝えられないような主人公が多かったですが、今回の主人公の瀧くんはしっかりとした意志と行動力があって驚きました。

言の葉の庭」の主人公はまあちょっと違うかもしれませんが、「秒速5センチメートル」のような奥手な主人公、貴樹くんとは全く違います。

秒速のラストは貴樹くんが好きだった幼馴染とすれ違うも話しかけられないというなんとも言えない物悲しい結末でしたが、

君の名は。の瀧くんはラストですれ違った三葉に声をかけていることからも差が一目瞭然といったところでしょうか。

あと、劇中のRADWIMPSの音楽も良かったです。

正直、4曲も歌があるのは多すぎたとは思いますが、どれも絶妙なタイミングで挿入されてくるのでグッときました。

映画館の音響設備で聴く音楽もいいですね!