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気ままに生きます

人生いろいろ

ミスト

最近暇すぎてDVDばかり見ています。

今日は後味の悪いホラー作品で有名な「ミスト」を観ました。

 

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ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のコンビ、原作スティーヴン・キングと監督フランク・ダラボンが描くパニック・ミステリー。霧の中に潜む謎の生物に恐怖し、常軌を逸していく人々の姿を描く。混乱する人々をまとめようとする主人公を演じるのは、『パニッシャー』のトーマス・ジェーン。『ポロック 2人だけのアトリエ』のマーシャ・ゲイ・ハーデンが、混乱をあおる狂信的な宗教信者の中年女を怪演。思わず目を疑うような、驚がくのエンディングが用意されている。

ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。シネマトゥデイ(外部リンク)

 

 

ラスト15分が衝撃的という宣伝文句だったんですけどよく見れば「ああー」っていう感じでした。

 

 

そのラストとは主人公を含む10名ほどの人々が生物から逃れるために立て籠もっていたスーパーマーケットを抜け出し、霧の晴れた場所まで向かうも、車のエンジン切れで死を悟り、生き残った5名の内、残りの銃弾4発を使って絶望にさいなまれる中で仲間を殺し、主人公のみが生物に食される道を選ぶものの車から出た直後に軍の手によって人々が救出され無事に戦いは終わっていたというのが全貌です。

要するに生き残ることを諦めて仲間を殺して自分も死のうとした後に助けが来て絶望した、というのが衝撃的なラストです。

しかし、個人的には銃弾が5発残っていて主人公を含む5名全員が自死を選択してしまった直後に救助が来る方が幾分救いのない映画として名を馳せたように思われます。

なぜなら、その5人の中には自分の子供も含まれていたからです。自分の子供をあの勇敢な主人公が自らの手で殺すという点が若干腑に落ちなかったからです。

 

 

また、なぜそういった生物が突如として霧の中から現れたのか、そもそもなぜ霧が発生したのか、「アローヘッド計画」という異次元からその生物達がやってきた噂は本当なのか、最後に現れた巨大な生物は何なのか、なぜ最終的に軍が生物を撃退できたのかが全くわからず曖昧なまま物語が終わってしまったように感じます。

 

 

この映画は敵対する得体の知れない生物と戦う物語というよりも、そういった生物と戦う中で起こる人々の恐怖や対立を描いた作品だと思いました。

 

こういったパニック物では普通主人公がボスポジションの生物を倒して無事平和な暮らしを取り戻すというのが大抵のオチですが、この作品では、より人間の深層心理や集団心理に着目しており、単なるホラー作品で完結してないように思いました。宗教信者の扇動による仲間割れからの殺し合いといったようなシーンはあまり見たことがないので新鮮でした。