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気ままに生きます

人生いろいろ

怖い話

幽霊や超常現象をあまり信じないタイプですが、そういった霊的なものでは無くて人間の恐ろしさを表したような怖い体験したことがあります。

あれは、僕がまだマンションで暮らしていた時ですかね。

父親と一緒に近くのコンビニにアイスクリームを買いに行きました。

当時僕はレディーボーデンのストロベリーが大好きだったのでそれを買ってもらえて嬉しかった記憶があります。

早く帰って家で食べたいなあと思い、8階にある部屋に向かうためにエレベーターに乗ったんです。
そうしたら何故か3階くらいでドアが開いてある男の人が乗ってきました。

その人見た目がちょっと怪しくてフードを被っていて、エレベーターの中でも僕と父とその人の3人しかいないのに変に警戒したような素振りで自分の肩を抱きながら縮こまり、後ろの方で不気味に佇んでいました。

なんかおかしいなあと思ってたんですが、そうこうしているうちに途中の階でそのフードの男性は降りて行きました。その際に父と肩がぶつかりました。思わず、父は「すみません。」と言ったのですが、そのまま何事もなかったかように去って行きました。
部屋に帰って父が上着を脱ぐ際に洋服の肩を見るとうっすら赤い血のようなものが付いていました。
何か気持ち悪いなあと父と話していたんですが、その後は特に何もなかったので、すっかり忘れてしまいました。


1週間後ぐらいだったでしょうか。たまたまテレビを見ていると、なんと僕たちが住むマンションで殺人事件があったというニュースが報道されていました。
家族中大騒ぎになりました。絶対にあいつだと。でも何事も無くて良かったなあと思っていました。



それからまた2、3日後でした。「ピンポーン」とインターホンが鳴りました。その時、たまたま母親と2人で家に居り、母親はお手洗いに行っていたので、僕が出ることにしました。親にはいつも覗き穴から誰がいるか確認してから開けなさいと言われていました。
覗いてみると、警察官が立っていました。この辺りであの事件の捜査をしているのだと思い、僕は母親を呼びに行きました。お手洗いを済まし、母が応対しようとしたのですが、もう警察官の姿はありませんでした。せっかく有力な情報を持っていたのにもったいない、次に来られた時に言おうと母は残念がっていました。


その2日後でした。事件に急展開がありました。なんと犯人が逮捕されました。いやー良かったなあと思い、テレビで顔写真を見るとそこには警察官の顔がありました。








※この物語はフィクションです。実際の登場人物、団体とは一切関係がございません。