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気ままに生きます

人生いろいろ

人工知能

昨今何かと話題の人工知能
世界トップクラスの囲碁プレーヤー、リ・セドルに人工知能Alpha碁が5番勝負を挑んだ結果4勝1敗で勝ち越したり、SF作家として今なお圧倒的人気を誇る星新一の作品を1000作以上学習させた人工知能が書いた小説が星新一賞の一次選考を通過したり、何かと話題に事欠かない人工知能
そもそも人工知能現代社会ではかなり身近なものになってきていて、例えばsiri、LINEのパンダ一郎、ペッパーなどもうロボットが友達なドラえもん的世界観がすぐそこまで迫っているように思われます。



とはいっても、まだまだ人工知能が人間に及ばない点は多々あります。先ほど例にあげたAlpha碁との対決は人間側にとってアンフェアな状況で、具体的に言うと体力や精神面での疲弊によるパフォーマンスの低下が人工知能側に一切考慮されていません。また、小説を作る人工知能の場合は、システム自らがゼロから新しい物語を生み出すのではなく、ストーリーをあらかじめ設定しておいて初めてその起承転結が繋がるような文章を作成するという仕組みであります。ですから、一概に人工知能に感情が宿り、人間と人工知能との立場が逆転し、世界が破滅へと向かうということはありません。結局は現状では、インプットできる容量とその思考プロセスと学習能力が向上したにとどまっているわけです。




ただ人間も安堵している暇はなくて、実際に今現場では人間にとっては危険な業務を代わりに遂行する産業用ロボットであったり、ペッパーなど簡単な日常会話ができるロボットが登場してきていますが、今後これらの技術が発達すると、作業的な業務はもちろん、人間独特の感性で発展してきた文学や芸術の世界にAIが殴り込みをかけてくる可能性もあります。
具体的には、iTunesダウンロードランキングに人工知能が生み出した楽曲が1位にランクインしたり、人工知能によって描かれた絵画展が開催されたり、芥川賞人工知能が受賞したりするなど…です。確かに見てみたい気もしますが。


ただ、芸術や音楽、文学は人間の心を動かす文化的なものなので、こういった世界に人工知能が介入してくると、人は人工知能に対してなんらかの感情を抱くといった状況が表れてくると思われます。それまでただの機械でしかなかった人工知能にある種の感情が芽生えるわけです。人工知能には学習機能があります。人間が、そこで涙を流したりすると、人工知能は人間の心情を学習します。その蓄積により、人間に近い、人の気持ちを理解できる人工知能が誕生します。感情が芽生えると、周りに対する配慮を覚えます。次は、家事を全てこなすロボットです。人間は楽をすることを覚えます。全てをロボットに任せるのです。そうなると、人間はもう仕事には行きません。初期投資を行って高額な人工知能を購入し、仕事は人工知能に変わってもらいます。一家の稼ぎ頭は人工知能が当たり前の世界です。

サトルくんの家は、貧しく、人工知能を買うお金がありません。弟と妹を養っていくために、毎日人工知能の経営する飲食店で皿洗いを行っています。サトルくんは人工知能ほど明晰な頭脳や思考力を持ち合わせていないのでいつも店長である人工知能に叱られています。いつも精神をズタボロにやられ、途方に暮れた状態で帰り道に人工知能が経営するスーパーに寄って夕食の買い物をします。50円値下げされた派遣の人工知能がつくった惣菜をめぐる人工知能の家政婦との争奪戦に毎回敗北し、旧型の人工知能がレジを打つスーパー玉出で歯ごたえのない量産型人工知能が工場で生産した1袋18円のゆでうどんを泣く泣く買って帰ります。


まあ、だから今のうちに人工知能が及ばない領域で自分の個性や感性を研ぎ澄まさないと、将来的に必要とされる人材になれないということですね。グローバルな時代、相手は日本人だけじゃなくて世界の人間全てと言われていますが、これからの競争相手は人工知能なわけです。これはビルゲイツの受け売りです。


今から島根へ。ON THE WAY です。