気ままに生きます

人生いろいろ

映画 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 感想

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過去と現在を行き来する映画は多いが、この映画は少し分かりにくいので集中して見る必要がある。
ただ、その魅せ方が秀逸。

核心には触れず少しずつ過去を描写していくことで、主人公の身に何があったのか、なぜマンチェスターバイザシーを離れたいのかその理由が少しずつ紐解かれる。

また、行間を読み取るシーンが多く、まるで小説を読んでいるかのような感覚に陥った。

船上で主人公に釣りを教わっていた男の子が10年後に彼女に船の操縦方法を教えている場面が好き。

もう一度見たくなる映画。

映画 「葛城事件」 感想

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最初から最後まで胸が痛む、ひたすら鬱描写の映画。

他人に暴言を吐きすぐにカッとなる父。
気が弱くリストラされたことを言い出さずに自殺してしまう兄。
部屋に引きこもり人生に絶望した後無差別殺人を犯した弟。
あらゆる出来事に精神が参ってしまい入院してしまった母。

苦労して建てた憧れのマイホームで自殺を図る父はさすがに見ていられなかった。
かつては幸せにあふれていた場所で死を選ぶってどういう気持ちなんだろう。

自殺した兄の最期の言葉。
レシートの裏に一言「申し訳ない」。
横でほくそ笑む弟。
この辺りはさすがにきつかった。

この映画で1番いいシーンは最後の晩餐と称した父親以外の3人が団欒している場面。
父親は後々、「俺が何をしたっていうんだ」「俺だって被害者なんだよ」と嘆いていたが、このシーンを見て全ての原因は父親にあるような気がした。もちろん兄弟個人の問題ではあるが常に暴力的で乱暴な父が蒔いた種と言っても過言ではない。
しかし、こういう親は世の中に結構いる。
弟が無差別殺人をしたことだけが事件なのではなく、この家庭に起こった出来事そのものが「葛城事件」なのであろう。
この映画はいわば「闇金ウシジマくん」みたいな映画なんだと思う。

いつあなたがこうなってもおかしくない。
という社会に対してメッセージを発しているような気がした。

普段カール食べんくせにカール販売停止になってショックとかいうなや

・この1年でカールとか食べてないやろ?そういうお前らのせいで販売停止になったんやで

 

・「打ち上げ花火、上から見るか?横から見るか?」みたいな感じのタイトルのアニメ映画、絶対つまらん 菅田将暉は好きやけど菅田将暉が出てる映画やし、タイトルがくさいしたぶんつまらん

 

・アニメ映画と言えば「BLAME!」ガチで面白そう 来週までの限定公開だから今週行くか迷う

 

・初ボルダリングしました 期待に胸を躍らせながら入会手続きしてたらいきなり担架で運ばれてきた人がおって死と隣り合わせのスポーツだと感じた

 

・「動きやすい服装で」と指定されたので何となくスパイダーマンの服着ていったらめっちゃ上手い人みたいになった

 

・神保町のカレー上手い これからは週一でぼっち飯に行こう

 

・気が強い人っているよね まあそれは別にいいねんけど何でそれを表に出してしまうんやろ

普通に心の中に秘めとけばいいのに

ようするに性格が悪いもしくは幼稚だから場をわきまえずに外に出してしまうんやろなって最近思う

 

オリックスこれは何ですか?5月3勝18敗ってなんですか?4月の快進撃は何だったんですか?

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おすすめの曲

最近の邦楽で好きな曲です。

 

 

ふざけた歌詞、せつない歌詞、ふざけたPV、耳に残るメロディ、15年前くらいのメロディ。

ティンカーベル初野。

 

 

カッコ良すぎる。今までDENIMS何故か聞かんかったけどなんでなんやろう。PVの女の子好きや。ギターのクリーンサウンド好きや。

 

 

口ずさみたくなる。歌いたくなる。

yonigeはいつも目立ったギーソロもないのにカッコいい。曲が純粋にいい。

 

 

昔と今のいいとこ取り。スケートボード蹴ってのところ好きすぎる。

 

 

辻利の抹茶

映画 「メッセージ」感想

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疑問点があまりにも多すぎます。
まずなぜ一端の言語学者が宇宙人との通訳も兼ねてやっているのか。
言語を読み解くのと、宇宙人と交信するにはまた別の能力がある気がしますが…
まあそこはいいでしょう。
序盤は得体の知れない生物、臨場感のある音楽、この先どうなるか全く想像のつかない展開でワクワクしました。
しかし、風呂敷を広げすぎて畳み方が分からなくなったせいなのか、途中から「宇宙人との交信の結果未来が見える能力を手に入れた」という設定を追加し、そこから一気に無茶苦茶になった感が否めないですね。
地道に言語に関して調査を続けてきたのに最後は誰にも見えないところで宇宙人からメッセージを受け取り、そのメッセージを受け取ったという映像や画像などの証拠もないのにそれを数字者が盲信するというとんでもない展開。
肝心の宇宙人も3000年後に人間の助けが必要だから今来たというザックリとした抽象的な理由ですし、なぜ12機も来たのかも結局分かっていないです。

そしてラストは宇宙人を放ったらかしにしてラブロマンス。冒頭から過去の回想と思われていた子供の死が実は未来の話だったというオチ。その未来が見えるのにそれでも数学者を愛するという悲しい結末。
ミステリアスなのは宇宙人だけにしてくれと思いました。

 

大人のSF、哲学的な映画という割に一番大事な「何のために宇宙人が来たのか?」という目的の部分が適当すぎな印象。

言語を解読していくシーンは良かったです。